こんにちは、暗中モサ子です。
以前、2度利用したことのあるバリクバヤンボックスですが、今回初めて、『トランステック』という業者を利用してみました。他の業者との違いや、使ってみた感想などを綴ってみようと思います。
バリクバヤンボックスとは
モサ子もこれまでにいくつかブログに書きました。
業者の箱のサイズと料金を比較をした記事はこちら

初めて利用した時の記事はこちら(セルフォンピーエイチ利用)

2度目に利用した時の記事はこちら(セルフォンピーエイチ利用)

トランステックの割引キャンペーン
これまでの2回は、どちらも『セルフォンピーエイチ』という業者を利用していましたが、今回は、『トランステック』という業者を利用することにしました。
理由は・・・
割引キャンペーンをやっていたから!!
これまで、「セルフォンピーエイチ」の方が全般的に値段が安かったのですが、2019年4月から地方別の追加料金が加算されるようになりました。それを意識したのかどうなのか、競合である「トランステック」が「Smile with TRANSTECH」という割引キャンペーンを始めたのです。
モサ子が住むマニラまでの料金(地方別追加料金を含まず)を見ると、
トランステック | スーパーバリュー | キューブ | プレミアム | コンパクト |
(cm) | 73×55×63 | 60×55×60 | 55×37×63 | 55×35×35 |
通常価格 | ¥11000~ | ¥10500~ | ¥9500~ | ¥8000~ |
キャンペーン価格 | ¥9500~ | ¥9000~ | ¥8000~ | ¥6500~ |
ちなみに、ライバル(?)のセルフォンピーエイチは、
セルフォン | Lサイズ | Mサイズ | Sサイズ | BARKADA |
(cm) | 73×56×64 | 62×47×62 | 63×48×32 | 45×36×36 |
メトロマニラ | ¥10,000 | ¥9,000 | ¥6,000 | ¥5,000 |
※両社、容量に違いがありますので、比較の際はお気をつけ下さい。
基本料金だけ見ると、0.1㎥を超える大きいサイズの荷物を送る場合は、キャンペーン期間中の現在、トランステックの方が安いです。
※キャンペーンの終了時期については不明です。以前は、7月末までと記載があったのですが、キャンペーン期間が延長されました。ご利用の際は、ご自身でお確かめ下さい。
※どちらも地方別の追加料金が設定されています。発送される地域によって料金が変わってきます。
先ほども記載したモサ子の記事ですが、バリクバヤン各社の追加料金も含めたものを表にまとめてあります。ご参考になれば。
日本からフィリピンへ荷物を送る方法-バリクバヤンボックス Balik Bayan Box
トランステックーセルフォンピーエイチとの共通点・相違点ー
利用した箱の大きさ
モサ子は今回、プレミアムサイズ(0.128㎥)の箱を選びました。
一般的なLサイズのスーツケースと比較すると、
(cm) | 長さ(奥行) | 幅 | 深さ(高さ) |
トランステック プレミアムサイズ |
55 | 37 | 63 |
Lサイズスーツケース | 49 | 29 | 74 |
深さ(高さ)は、スーツケースのキャスター部分を除いた収容部分と同じくらい。長さ(奥行き)と幅がスーツケースより大きいです。スーツケースの内側(収容できる部分)はさらに小さいので、このトランステックのプレミアムサイズは、Lサイズのスーツケース以上の量の荷物を送ることができます。
箱の形状
モサ子が利用したことのある、トランステックの「プレミアム」サイズ(容量0.128㎥)と、セルフォンの「Sサイズ」(容量0.097㎥)との比較になります。
トランステックのプレミアムサイズ |
・長さ(奥行)55cm×幅35cm×深さ(高さ)63cm |
・幅が狭く、深さがあり、物を詰めにくい |
・物を上に積み上げるので、下の物が潰れる可能性 |
・運びやすい形 |
幅が狭く、高さがあって、さらに蓋の部分も邪魔になるので、中身を詰めにくかったです。立ち上がって、腰を曲げないと物の出し入れができません。
中の物を上に積み上げていく形になるので、下の物が潰れてしまう心配があります。
運ぶ時は運びやすい形だと思います。
セルフォンのSサイズ |
・長さ(奥行)43cm×幅63cm×深さ(高さ)32cm |
・高さはなく、平たい形なので、物を詰めやすい |
・箱を傾けてしまうと、中身もずれる可能性 |
・運びにくい形 |
高さはあまりありません。平たいので中身が見やすく、詰めやすいです。
ただ、箱を傾けてしまうと、箱の中で中の物がずれてしまうことが考えられます。
運ぶ時は、腕を伸ばさないといけないので運びにくいです。また、持ち上げる時は、高さがない分、腰を落として持ち上げなければいけません。
かかった日数
日本で荷物を発送した日から、マニラで荷物を受け取った日までの日数は、37日でした。これまでのうち最短日数で届きました。
追跡番号の連絡
過去2回、セルフォンピーエイチを利用した際は、日本の港から出発したタイミングで追跡番号の連絡がメールで届きました。今回のトランステックは連絡がありませんでした。カスタマーセンターに連絡すれば教えてくれるようです。
届いた時の状態
すべて良い状態で届いています。今回も、業者によってテープ部分が補強されていました。
事前連絡
配達日当日ではありましたが、トランステックの提携先「LBC」という運搬会社から、朝、電話で連絡がきました。セルフォンを利用した時は、2度目は今回と同じように当日の朝に連絡がありましたが、1回目は、配達員がコンドミニアムのロビーについた所で連絡がありました。
運搬人数
セルフォンの場合は、配達員は1人でした。今回は、「LBC」から2人で配達に来ました。
身分確認や写真撮影
セルフォンの時は、荷物の受け取りの際に、受取人のIDの確認と写真撮影、荷物の写真撮影がありました。受取人が連名になっている場合は、連名の人全員のID確認と写真撮影が必要です。今回もIDを用意して待っていたのですが、IDの確認も、受取人の写真撮影も、荷物の写真撮影もありませんでした。サインだけ求められました。
利用業者 | かかった日数 | 追跡番号連絡 | 到着時の状態 | 事前連絡 | 運搬人数 | ID確認・写真撮影 | |
1回目 | セルフォン | 40日 | あり | 良好 | なし | 1人 | あり |
2回目 | セルフォン | 41日 | あり | 良好 | あり | 1人 | あり |
3回目 | トランステック | 37日 | なし | 良好 | あり | 2人 | なし |
モサ子の感想
バリクバヤンボックスは、今回で3回目の利用となりましたが、「トランステック」を初めて使った今回が一番到着するのが早かったです。とは言っても、4日程度の違いなのですが、やはり早く着くとうれしいです。遅いと「途中で何かあったのでは?」などと心配になってきますから。
トランステックのウェブサイトには、”通常はメトロマニラまで2~3週”とありますので、出港のタイミングが上手に合えば、もっと早く着くのかもしれません。
トランステックの箱は高さがあって、物を詰めにくいのですが、モサ子は、小さな段ボール箱をいくつか入れて、中身を分散して入れました。こうすると、中身がずれたり潰れたりすることが少なく、荷物の補強にもなりますし、出し入れする回数も減らせます。この方法は、セルフォンピーエイチの平たい形状の段ボール箱にも使えると思います。
日本からフィリピンへ、バリクバヤンボックスを使って荷物を送る際、これまで2つの業者を利用しました。わずかな差が見られるものの、どちらの利用もおおむね満足しています。
荷物の量、どこに送るか、どこから送るかによって値段の違いがあり、どの業者を選ぶかは、人によって変わってくると思います。モサ子としては、トランステックの割引キャンペーンが、このままずっと続いていくといいなーと思っています。