フィリピンでアタマジラミを駆除する方法

フィリピンの闇

こんにちは、暗中モサ子です。

先日、こわーい話を聞きました。

ご家族でフィリピン・マニラに住んでいる方ですが、子どもにアタマジラミが出たというのです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

普通の日本人の子でも・・・

その子は日本人夫婦の子どもで、通っているのはインターナショナルスクール。その学校に通う生徒は、運転手とシッターがいる、割と裕福なお家の子が多いそうです。おそらく、マニラに住む多くの日本人の子どもがそうであるように、ローカルエリアにはほぼ足を踏み入れたことがないという子。

学校が休みに入る少し前、頭にフケのようなものがついていて、母親は「よく洗ってね」と注意したそう。そして休みに入り、その母子が一時帰国をしてすぐのある日、洗髪した子どもの髪を、母親が乾かしていると、頭の中で何かが動いたそうです。指で捕まえ(すごい!)、すぐに調べてみると、「アタマジラミ」。子どもの髪を確認したところ、髪に付いていたフケのようなものはアタマジラミの卵だったそうです。

発見当時日本に居たため、すぐに薬局に行って薬剤師さんのアドバイスの元、アタマジラミ駆除のシャンプーを購入。さらに、アタマジラミの駆除法に詳しい床屋さんを調べて行き、適切な駆除方法を教えてもらったとのこと。

そして、一時帰国からフィリピンに戻った際には、またアタマジラミが出た時のために、駆除のシャンプーも日本から持ってきたそうです。

その方は、「日本だったから駆除の方法が分かったけど、もしフィリピンに居た時に見つけたら、どうしたらいいのか分からない」とおっしゃっていました。

モサ子もこれまで、アタマジラミなんて、どこか遠い国の話だと思っていたのですが、すでに日本から離れた遠い国で暮らしている以上、身近な問題なのだと思い直しました。

”ここフィリピンで、いざ、我が子にアタマジラミを見つけてしまったら”

どのように対応したらいいのか、調べておくことにしました。

アタマジラミとは

アタマジラミについては、蚊取り線香や殺虫剤で有名な『KINCHO』のこのサイトに詳しく説明してありました。

簡単にまとめると、
  • 体長は2~4mm
  • 感染率が高いのは、幼児~小学校低学年(頭同士をくっつけて遊ぶことが多い、お昼寝など集団で寝る機会がある)不潔にしているからうつるわけではなく、頭同士の接触でうつる。
  • シラミ自体は飛ばず、頭から頭へ這って移動する。頭から離れると3日ほどで死ぬが、その間にクシ、帽子、タオルなどを共有することでうつることがある。
  • 卵は産みつけられてから7日~10日で孵化。脱皮を繰り返し、1~2週間で成虫に。
  • 成虫の生息期間は1か月。その間、1日に3,4個、1か月で約100個の卵を産み付ける。
  • 卵はフケのように見えるが、フケとは違って、指で払っても取れない。後頭部、側頭部、耳の後ろによく見られる。

日本での駆除方法

アタマジラミ駆除剤

先ほど紹介した『KINCHO』から、「スミスリンパウダー」と「スミスリンシャンプー」というのが出ています。ドラッグストアで購入できます。

キンチョーhttp://www.kincho.co.jp/gaichu/sirami_q.htmlより

 

やはり殺虫剤等で有名な『アース』からは、「シラミとりシャンプー」という商品が出ています。こちらもドラッグストアで購入可能。

アース製薬 https://www.earth.jp/products/shirami-shampoo-100/ より

シャンプータイプにはどちらにも、目の細かなクシが付いています。シャンプーをした後、洗い流すまでの待ち時間は5分

パウダーの場合は、1時間待たなければいけません。

シャンプータイプの方が、頭についたシラミを駆除するには手軽です。パウダータイプは、頭以外にも、衣類、寝具、畳、床に使用することができます。

シャンプーもパウダーも、使用は3日に1回(2日おき)、3~4回繰り返します。シラミの駆除剤で退治できるのは成虫。卵は完全には退治できず、孵化して成虫になってしまうものもあります。なので、間をあけて3~4回使用を繰り返し、卵を産み付ける成虫の数を順次減らしていくことで退治します。

アタマジラミ用のクシ

卵や卵の抜け殻は、細かい歯のクシを使って取ります。

上記のシラミ駆除シャンプーに付属のものもありますし、ソルドジャパンという会社の『ニットピッカーフリーコーム』というクシも評判が良いようです。

シラミ対策専門アタマジラミ.com | シラミ卵専用すき櫛 ニットピッカー(旧ニットフリー)コーム
シラミの対策に役立つ、ニットピッカー(旧ニットフリー)コーム(シラミ卵専用すき櫛)の紹介。特許取得のスクリュー状の歯が効果的なシラミ卵専用すき櫛。

ステンレス製なので、丈夫なのと、消毒をすれば繰り返し使える所が良いところかと思います。一度駆除しても、またいつ、どこから感染するか分からないですから。駆除剤を使わずに、このクシだけを上手に使って退治する人もいるようです。特許取得の形状で、さらに永久保証付きだそうです。

こちらに、このクシを購入できる店舗が一覧になっています。

しらみ対策専門アタマジラミ.com | あなたのまちのニットピッカー(旧ニットフリー)コーム取扱店
近くのソルドジャパン製品をお求めいただける販売店、・薬局店・美容院・理髪店の紹介。

近くに購入できる店舗がない場合は、オンライン注文ですが、送料無料で即日出荷してくれるようです。

ティーツリーオイル、その他のオイル

先ほど紹介した駆除剤は、フェノトリンという殺虫成分が含まれています。人に対しては安全性が高いとされていますが、気になるという方は、ティーツリーオイルなど、天然成分のオイルを使用されるようです。

アタマジラミはティーツリーオイルのにおいが嫌いなんだそう。さらに、オイルも苦手で、オイルに閉じ込められると窒息してしまうそうです。

方法は、普通のシャンプーにティーツリーオイルを1滴混ぜてシャンプー。洗い流すまでシャワーキャップを被るか、髪にラップをしてしばらく閉じ込める。よく洗い流した後、目の細かなクシで地肌からとかすというものです。

効果のほどは分かりませんが、ベビーオイル、椿油、オリーブオイルなども試されているようです。ポイントは、ラップをして閉じ込めることと、アタマジラミ用のクシを使うことかと思います。

専門家に相談する

駆除剤やオイル、専用クシなどを使って、自力でも十分対応できそうですが、どうしても心配という方は、専門家に相談されたら良いかと思います。

相談できる場所としては、皮膚科小児科理容院などがありますが、全ての病院や理容院が対応できる訳ではありません。

先ほど紹介した『ニットピッカーフリーコーム』というクシを製造している、ソルドジャパンという会社のウェブサイトに、シラミに詳しい医院一覧が載っていました。

シラミ対策専門 あたまじらみ.com | しらみを発見したら…安心の皮膚科・小児科
あなたの街のしらみに詳しいおすすめの医院の紹介。

また、地域の理容組合で、シラミ対策に取り組んでおられるところもあるようです。有志の理容院・床屋さんが勉強会を開き、定期的に保育園や幼稚園などを回って点検したり予防啓発をされたりしているところもあります。

ご自身で見つけるのが難しい場合は、お住まいの地域の保健センターにご相談されるのも一案かなと思います。

フィリピンでの対処方法

さて、ずいぶん長くなってしまいましたが、ここからは、フィリピンでアタマジラミを発見したときはどうしたらいいのかについて書いていきます。

フィリピンでの駆除方法を分かりやすく説明している記事を見つけました。

子育て中の親に向けた記事をたくさん載せている『smart Parenting』というサイトの中の記事です。

how to get rid of head lice once and for all
(引用元:smart Parenting)

この記事によると、

  • アタマジラミ英語で「hair lice」フィリピンの言葉で「Kuto」と言うそうです。
  • シラミの卵英語で「nit」フィリピン語では「lisa」
  • フィリピンの夏(3月~5月)にアタマジラミが発生しやすい。
  • フィリピン語で「Suyod」と呼ばれる、目の細かな歯を持つクシを用意する。
  • コンディショナーを使って頭を洗い(クシの通りを良くするため)、濡れたままの状態で(アタマジラミを髪に留めておくため)、下には大きな白い紙を用意(落ちたシラミを捕まえるため)。「Suyod」(目の細かな歯を持つクシ)で髪をとかす。子どもの頭を下げてお辞儀をするような姿勢にし、うなじから額まで髪をとく。シラミがクシにくっついているはず。

また、この記事の参照元の一つでもある、フィリピン大学健康科学センターの記事には、パッケージの指示や医師のアドバイスに従った上で、薬剤が含まれるシャンプーやリンスの使用が勧められています。

https://www.upm.edu.ph/node/1167
(引用元:University of Philippines Manila The Health Science Center)

 

どこで入手できるのか

日本での対処法と同様、必要なものは、『駆除剤(シャンプー/リンス)』または『オイル』『アタマジラミ用の目の細かなクシ』です。フィリピンではすぐに入手できるのでしょうか。

駆除シャンプー

近所のドラッグストアを回ってみたところ、アタマジラミ用のシャンプーを発見しました。シャンプー売り場の一角に売られていました。種類もいくつかあります。一回の使い切り個包装のものもあり、一袋15ペソ(約32円)ほどと激安。こんなにお手軽に買えるということは、それだけフィリピンではアタマジラミが身近ということなんでしょうね。

スーパーのシャンプー売り場にはありませんでした。また、ドラッグストアでも、小さめのお店だと品揃えが少なかったので、大きめのドラッグストアに行ったほうがいいです。

 

天然成分オイル

ティーツリーなど天然成分のオイルは、ドラッグストアでも見つかりますし、大きなショッピングモールにも売られています。ドラッグストアには、シラミ用のハーバルシャンプーも並んでいました。

アタマジラミ用のクシ

ドラッグストアでは見つけることができませんでした。きっと、大きなショッピングモールのどこかに行けば売られているのでしょうが、どこに行ったらいいのか見当がつきませんし、行ったところで手に入るかどうか分からないので、オンラインショッピングを利用するのが一番簡単です。

『Lazada』や『Shopee』などのオンラインサイトで、『Suyod』で検索して下さい。5ペソ(約11円)、10ペソ(約21円)、15ペソ(約32円)など、激安のクシがたくさん出てきます。

あまりのチープさが信用できない場合は、『kuto』『comb』や『hair lice』『comb』、または『nit free comb』で調べてみて下さい。少しマシなクシが出てきます。

日本で評判の良かったクシに近いかなというのは、『Shopee』にあった『Nit Free Terminator Lice Lisa Kuto Comb Suyod 32Jays』という商品。850ペソ(1785円)。高いですが、一番信用できそうな気がします。(個人の意見です。)

モサ子の感想

以上、フィリピンでアタマジラミになってしまった時の対処法を調べてみました。

フィリピンは一年中夏で、プールに入る機会も多いし、パジャマパーティーなんていうのも、友達の家や学校でもあったりします。日本でアタマジラミになる確率より、フィリピンのほうがずっと高いように思います。

今回、対処法を調べて、駆除用のシャンプーやクシが安価で売られているのに驚きました。これは、裏を返せば、それだけフィリピンではアタマジラミが身近だと言えるでしょう。

それだけ身近なので、感染を防ぐことは難しいかも知れませんが、まずは、子どもの頭を頻繁にチェックすること。時々、頭をしっかり洗ってあげると良いかも知れません。また、ティーツリーなどの天然オイルをシャンプーに混ぜて使ったり、初めから含まれているシャンプーを選ぶというのも日ごろから簡単にできる方法かなと思います。

子どもだけでなく、大人も気を付けなければいけませんね。

(文中の日本円は1ペソ21円で換算しました)

 

タイトルとURLをコピーしました