こんにちは、暗中モサ子です。
皆さんは、『KLOOK』ってご存知ですか?
ツアーやアクティビティ、アトラクションの利用券などをお手軽・お得に購入できる予約サイトです。元々は香港の会社ですが、利用できる国がどんどんと広がって、アジアだけでなく、アメリカやヨーロッパでも使えるようになっています。ここフィリピンでも、そして日本でも利用することができます。ただし、フィリピンや日本の施設を利用できるようにするにはすこーしコツがあるので、ご紹介します。
使用言語を変えると世界が広がる
先ほども書きましたが、『KLOOK』は香港の会社が運営するサイトです。以前は、英語でしか利用できなかったようですが、日本語での利用も可能となりました。
日本語のサイトはこの通り。
トップ画面中ほどの『すべての行先を見る』をクリックすると、香港&マカオ、シンガポール、韓国、シンガポール、タイ、アメリカなど、日本人に人気の旅行先が出てきます。これらの国に行かれる方は、このままでもいいのですが、これ以外の国で利用したい場合はどうしたらいいのか。
正解は、”使用言語を変える”です。
トップ画面上部に国旗のマークがあり、そこにカーソルを合わせると、「言語を選択」のタブが表れます。そこで、『English(International)』に変更するのです。
表示言語を変更後、トップ画面中ほどの『Explore All Destinations』をクリックすると、日本語の時には表示されなかった国や地域がわんさかと出てきます。
英語の表示となりますので、英語が苦手という方は、Googleのツールバーで『このページを翻訳』をポチっとすれば、サイト全体が日本語表示になり、楽ちんです。
旅行者だけでなく、在住者も利用可能
JRパスなど、外国人しか利用できない規定のものがありますが、規定がない限りは、多くのアクティビティ、ツアーは観光に訪れた人だけでなく、その国の在住者も利用可能です。(念のため、購入前に利用条件の確認はしてくださいね)
日本のページを見ると、日本人でも体験したことのないツアーが載っていたり、アトラクション入場料が割引されていたりと、なかなか魅力的です。海外在住の身としては、一時帰国の時に利用できそうなものがたくさん掲載されていて心惹かれています。
KLOOKフィリピンのサービス
フィリピン国内では、どのようなサービスが利用できるのでしょうか。
2019年9月現在、フィリピンで利用できるアクティビティは301。他の国で提供されているサービス数より少ないです。今後増えることに期待します。
サービスが提供されている地域は、
シアルガオ、ダバオ、ドゥマゲテ、リサール、バタンガス
北から南まで、フィリピンすべて網羅しています。
体験ツアーや、アトラクションの入場料、スパ、送迎サービスなど、提供されているサービスは多岐に渡ります。面白そうな体験ができるものが多いという印象です。旅行に出ても、何かと不安なことが多いフィリピンで、このようなツアーを利用するというのも、安心感を得られる一つの手ですね。
モサ子の注目アトラクション
モサ子が注目したのは、マニラの観光地「イントラムロス」を竹製の自転車に乗って回るガイドツアー『Intramuros Bambike Tour』。以前、モサ子のブログでも紹介したことがありますが、これが、KLOOKを通して予約すると、割引に。
『Intramuros Experience』(2時間半のガイドツアー)
KLOOK料金 1050ペソ(約2205円) 315円お得!
暗中家が利用した時は、まだKlookの存在を知らなかったので、ちょっと悔しいです。
『Bambike Tour』を利用した時の記事はこちら。
また、同じくイントラムロスの観光ツアーで、セグウェイに乗って回る『White Knight Electric Chariot Intramuros Day Tour』というのもあります。(セグウェイツアーの参加は身長130㎝、体重45キロ以上)
KLOOK 30分450ペソ(約945円) 1時間900ペソ(約1890円)
他にも、モサ子がブログで紹介したデジタルプレイグラウンドの『PlayLab』や3Dアートの『Art in Island』、トランポリン施設『Trampoline Park』、科学館『Mind Museum』、体験型観光施設の『Lakbay Museo』など、割引で利用できます。
『Kidzania Manila』のチケットも予約できますが、割引はありません。
各施設を利用した時の記事はこちらです。ご参考に。
いつもの遊び場に飽きたら デジタルアトラクション PlayLab PH inロビンソンギャレリア
雨の日もOK マニラから少し遠出しよう お出かけ・デートはトリックアート美術館 Art in Islandへ
子どもから大人まで楽しめるマニラの遊び場 Trampoline Park
マニラ BGCの科学博物館 Mind Museumに行ってみて
マニラの新・観光名所になるか!?【Lakbay Museo】
※2019年12月追記
マニラから車で1時間ほどの遊園地『Enchanted Kingdom』のチケットもKlookで割引になります。Klookが利用できる施設の中でも、人気が高いようです。ぜひ使ってみて下さい。
マニラ近郊の遊園地【エンチャンテッドキングダム】に行ってきました
メトロディールとの違い
『Klook』と似たようなもので、『Metrodeal』という割引クーポンサイトがあります。
モサ子のブログでも取り上げたことがあります。記事はこちら。
Klookとメトロディールとの違いは、掲載数。利用できるものの数は、メトロディールが圧倒的に多く、特に、レストランが充実している印象。Klookは、ツアーが強みですかね。
レストランや、アクティビティの入場などの場合、利用方法は、基本的にKlookもメトロディールもほぼ同じです。”サイトでクーポン・バウチャー購入。お店・施設に行く。クーポン・バウチャーを使う”という流れです。
ツアーなどを利用する場合は、2つに相違が出て来ます。
メトロディールは、サイトでバウチャーを購入する際には、参加を希望する日の空き状況は分かりません。バウチャー購入後、ツアー会社に電話またはメールをし、参加希望日や名前、連絡先などの詳細を伝えて空き状況を確認するというやり取りが発生します。
Klookの場合は、Klookのサイトでバウチャーを購入する際に、希望日をあらかじめ選択し、空きを確認してから購入できます。また、待ち合わせ場所も記載されているので、購入後は、当日待ち合わせ場所に向かうだけです。(利用日の前日に、Klookから利用のお知らせメールが届きます)
わずらわしさがない分、Klookの方が楽です。しかしながら、業者とのやり取りがないというのも、不安要素ではあります。ということで、どちらが良いかは一概には言い切れません。
Klook利用のメリット
最後に、Klookを利用するメリットを挙げてみます。
- Klook だけの割引がある
イントラムロスを竹自転車で回る『Bambikeツアー』や、郊外の遊園地『Enchanted Kingdom』の入場料など、Klookでしかやっていない割引があります。
- 利用ポイントを貯めて使うことができる
これはメトロディールも同じなので、予約サイトを通さずに直接行った場合との比較となりますが、予約サイトを通して予約すると、利用した金額に応じてポイントが貯まり、一定額のポイントが貯まれば、それを使って次回の利用代金の支払いに充てることができます。
- Klook専用レーンがある
施設によっては、Klook専用レーンを設けているところもあるそうです。
- 他の国への旅行でも使える
フィリピンではまだまだ認知度が低い印象で、使える施設も多くはありませんが、Klookは世界各地で利用できるので、他国へ旅行の際は大いに活用できます。特に、香港やシンガポール、台湾、マレーシアなどは、SIMカードや空港から市内への移動、観光地の入場券、レストラン等、旅行の際は必需!と思わせる充実ぶりです。
モサ子の感想
他の国ほどは多くはありませんが、フィリピンでも掲載される施設やアクティビティの数がじわじわと増えています。モサ子が行ったことのある場所もたくさん掲載されていて、「もっと早くKlookで割引があることを知っていたら」と思いました。
2019年7月にオープンしたばかりのフィリピン旅行博物館、『Lakbay Museo』に行った際、初めて利用しました。簡単でお得に利用することができました。
(文中の金額は、1ペソ2.1円で換算しました)