マニラの新・観光名所になるか!?【Lakbay Museo】

子どもの遊び場、お出かけ情報

こんにちは、暗中モサ子です。

今年7月にオープンしたばかりの、フィリピン文化を体験できる博物館『Lakbay Museo』に行ってきました。

Lakbay』というのは、フィリピンの言葉で『旅行』という意味。『Lakbay Museo』は、『旅行博物館』ということになります。フィリピン国内の様々な地方の文化を学び、体験できる施設です。

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基本情報

『Lakbay Museo』(ラクバイ・ムゼオ)

公式サイト

https://www.lakbaymuseo.ph/

場所

Level 1 S Maison, Seaside Blvd, Coral Way, Pasay, Metro Manila

パサイの『コンラッドホテル』内の『SMaison』というモールの1階にあります。コンラッドホテルは、巨大ショッピングモール『モールオブアジア(MOA)』の隣。また、マニラ湾を望む遊園地『SM By the Bay』の向かいにあります。『SM MOA eye』という大きな観覧車の辺りです。

※Google Mapで、『Lakbay Museo』と検索すると、『S Maison』からシーサイド大通りを500メートルほど北に進んだ、MOAの反対側の角を示します。タクシーやGrabなどで行かれる場合は、到着地を『Lakbay Museo』ではなく、『S Maison』と指示したほうが良いです。

 

料金

料金については謎だらけ。色々なところで目にする料金設定が異なるのです。

通常料金 平日料金 週末料金 フィリピン人 外国人
入口近くの看板 P999 P699 P799 ※通常料金は打ち消してある
公式ウェブサイト P699 US$20 ※ウォークイン、週末はP100追加の記載あり
Klook P599 P699 ※週末の料金追加なし
Metrodeal P599 P699 ※週末の料金追加なし

※『Klook』の「Booking Information」欄に、「0~2歳は無料」の記載がありました。

予約無しで直接行くのが一番高く、週末料金や外国人の追加料金がかかるかも知れません。

公式ページ』でも予約できますが、フィリピン人以外の外国人価格がUSドルで高く記載されています。また、オンライン予約の手続きを進めていくと、フィリピン人価格とされていた699ペソの設定しかありません。週末料金がかかるのかどうかも分からず、値段が不透明です。

割引クーポンサイトの『Klook』や『Metrodeal』などを通して予約すると、値段があらかじめ分かり、割引もあります

Metrodeal』の場合、メトロディールサイトでチケットを購入した後、Lakbay Museoにメールや電話で訪問日時などを連絡しなければならず面倒なので、今回、モサ子は初めて『Klook』を利用してみました。訪れたのは日曜でしたが、週末の追加料金は不要で、699ペソ(約1468円)でした。(1ペソ2.1円で換算)

『Klook』について記事を書きました。よろしければご覧ください。

『Metrodeal』については、以前こちらに記載しました。

 

 

時間

10:00a.m.~10:00p.m. (最終入館は9:00p.m.まで)

滞在時間は2時間までで、15分ごとにスタート。

Klookで事前予約した際、15分刻みの予約時間となっていましたが、開始15分ほど前に着いて受付したところ、すぐに入場できました。また、滞在可能時間も2時間となっていますが、特に時間を記録している様子もありませんでした。大きな施設ではないので、すごーくゆっくり回ってようやく2時間になるかなと思います。

 

必要な物&あったら良い物

特に必要な物はありません。

写真をドンドン撮ってもらえますので、カメラ充電空き容量を十分に確保しておいて下さい。

ベビーカーでも入館できますが、狭い場所もあるので、抱っこひもの方が都合が良さそう。ベビーカーは受付に預かってもらうと良いと思います。

受付には、小さな荷物が入るロッカーもありました。

 

どんなことができるのか

受付&入口

受付後、民族衣装と紙のチップと小さなお菓子が渡されました。

男性はポンチョのような衣装、女性は、ショールのような物を被ります。子どもは、男性と似た感じのベストを着ます。フィリピンというよりは、日本人が思い描くメキシコの衣装のような感じです。

お菓子は、小さなタルトのような物。フィリピンのスーパーでも買えますね。日本でも同じような物が買えますが、日本で買うよりお手頃で、マンゴー味やココナッツ味など日本にはない種類のものもあるので、一時帰国の時のお土産にしたことがあります。

チップ(紙のお金)は、1人12枚付いていたのですが、衣装代と、お菓子代と、入場の乗り物代として3枚切り取られました。ということで、施設の中で使えるチップは1人9枚分となりました。

館内への入り口には、ジプニー、飛行機、船の3つの乗り物の模型が並んでいます。1つ選んで中に入ります。飛行機は、はしごを登って、滑り台になっています。

  

実はどの乗り物を選んでも、結局すぐに同じ場所に出ます。

 

フィリピンの街並み

入ってすぐの場所は、フィリピンの日常を表現しているようです。

八百屋、肉屋、魚屋など。置いてある模型がリアルで、私だけ一気にテンションが上がってしまいました。夫と子どもはいたって普通でしたが。

 

普段、あまり目にすることがない物が置いてあり、例え目にしていても、絶対に直接触れることのない物を、模型ではありますが、触ることが出来て大興奮でした。

例えば、この串コーナー。魚のすり身のにまじって、オレンジの物体!

これ、『ワンデーオール』という、孵化直後1日までの鶏に衣をつけて揚げたもの。孵化直前の卵をゆでた『バロット』は有名ですが、私の極狭な行動範囲では見かけたことがありません。(見かけても近寄りませんけど。)

が、この雛鶏の丸揚げは、普通のスーパーのフードコートなどに、すり身の串揚げなどと一緒に普通の顔をして並んでいるのです。こんなグロテスクな形をしたものが!!

フィリピンに来たばかりの頃、フードコートで食べられそうな物をじっくりチェックしていた時に出会ってしまい、かなりの衝撃を受けました。これを見てから、フィリピン料理に挑戦する気が失せてしまった思い出の品。

本物ではないことをいいことに、ウキウキ触ってやりました。

駄菓子屋さんが並んでいたり、小さな食堂『カンデリア』が並んでいたり。

駄菓子屋さんでは、チップを使ってお菓子に引き換えることができます。また、ピンポン玉を上から落として、入った所によってお菓子がもらえるという、簡単なゲームをすることもできます。

隣の小さな食堂では、チップを使って実際に軽食をとることも出来ます。

  

左は『アドボ』。豚肉の煮込み料理。お肉が柔らかく、お肉の下にある白ご飯とよく合いました。チップ7枚と引き換え。

右は『ギナタアン・ビロビロ』というフィリピン風おしるこ。お芋や白玉、サゴ(タピオカを透明で小さくしたようなもの)をココナッツミルクで煮た、ドロッとした温かいスイーツ。チップ5枚と引き換え。

ニンニクがたくさんぶら下がっていたり、『エンパナーダ』というお肉や野菜などの具を半月の形に包んで揚げた物がたくさんぶら下がっていたり。巨大ニンニクや巨大エンパナーダも置いてあるので、写真を撮ってくれと言わんばかり。というか、写真を撮る以外に何をしたらいいのか分かりません。博物館の案内をしてくれる人も、ドンドン写真を撮ってくれます。

床屋さんや、お米を売ったり卵を売ったりする小さな商店が並んでいて、フィリピンの日常を表しているんだろうなーと思います。実際よりずいぶんキレイですけど。

所々、協賛企業がさりげなく紛れ込んでいます。上の写真は、SM系の商品が置いてありました。不動産ディデロッパーのSMDCも、ブロック遊びができる小さなブースを持っていました。

 

この後は、『ルソン島』『ビサヤ諸島』『ミンダナオ島』の3つの地域に分けて展示がされています。一度次の地域に移ると、原則としては戻ることはできません。各地域間には仕切りが設けてあり、案内の人に通してもらいます。

ルソン島地域

マニラはルソン島にあるので、こちらに飾ってある食べ物は、見たことがある物が多かったです。

各地のお祭り衣装などが展示してあります。やたらとたくさんお人形さんが並んでいます。

フィリピンの伝統的なお菓子がありました。『ビビンカ』という、ココナッツのプリンのような焼き菓子ですが、プリンよりもっちりした感じ。チップ3枚と引き換え。事前に調べた時には、他にもいくつかお菓子があって、選べたようなのですが、この日はこの1種類しかありませんでした。食べたことのないお菓子に挑戦してみたかったのに、残念です。

この壺を頭に載せ、バランスをとる体験ができます。案内係りが頭の上に載せてくれます。いくつ重ねられるか、挑戦してみると面白いですよ。

こちらでは、バンブーダンスを体験できます。いざやってみると、竹に挟まれないよう、足を高く上げるので、息が切れました。

ショーが行われる場所の横に、デザートや飲み物を注文できる場所があります。暗中家では、ショーが始まるまでの待ち時間、『ハロハロ』を食べました。チップ7枚(だったかな?)と交換。『ハロハロ』は、具入りのフィリピンかき氷です。館内は冷房が効いていたので、ハロハロを食べて、寒がりのモサ子はすっかり冷えてしまいました。

伝統文化のダンスショー

館内の中ほどの広場で、フィリピンの伝統文化のダンスショーが行われます。あちこちで案内してくれた人たちが、ショーの時間には、踊り子として登場します。ノリのよい曲で楽しく踊ります。途中、お客さんにもステージに上がるよう促し、お客さんを巻き込んで踊っていました。

バンブーダンスや、地方に伝わる踊りなど様々な踊りを見せてくれます。

ショーが終わった後、しばらくその場にいたら(ハロハロがなかなか食べ終わらなかったので)、ダンスに参加していた人たちみんなと一緒の写真を撮ってくれました。

 

ビサヤ諸島

ショーの会場の横には、大きな火山の模型があります。ビサヤ諸島にあるマヨン火山だそうです。火山の裏側を通り抜けることもできます。

この地方で行われるお祭りの衣装です。お人形さん、ちょっと怖い。

火山からさらに進むと、今度は海の展示へ。

部屋中が色とりどりのサンゴや海の生き物で埋め尽くされて、ビサヤ諸島のキレイな海の中を表しています。

  

 

しかし、天井を見上げると、プラスチックごみが。このようにキレイな海も、プラスチックなどの海洋ゴミが切実な問題ですね。

ミンダナオ島地域

ミンダナオ島地域は、モサ子が現在住んでいるマニラから距離があるため、ほとんどの物が見慣れない物でした。

こちらは『Kulintang(クリンタン)』という楽器。真ん中に突起が付いた鐘の突起部分を2本の小さな棒で叩いて演奏する打楽器です。

ミンダナオ島はイスラム教の文化が強くあり、食べ物も、マニラのあるルソン島とはずいぶん違っているように思います。

お土産ショップ

ミンダナオ島の展示を抜けると、出口のお土産ショップに出ます。

ここでは、お土産の他、館内でカメラマンにたくさん撮ってもらった写真の販売もあります。ですが、あまり熱心に売り込みしていません。館内に居たカメラマンも、販売用の写真を撮った後、すぐにこちらのカメラでも撮ってくれます。(やる気がないのか、撮ってもらった写真の何枚かはブレていましたけど。)

お土産は、お菓子やTシャツ、かごバッグなどがありました。なかなかデザインの可愛いものが多かったです。

 

  

 

子連れの方が気を付けて欲しいのは、展示が終わってお土産ショップに出た、すぐ目の前に販売されているおもちゃ達です。

館内の、火山の展示から海の展示に入るところにも、子ども用のおもちゃ売り場があり、スライムなどが売られています。そこを何とか買わずにすり抜けてきたと気を緩めたところに、思わぬ罠。ちょうど子どもの目に入る高さに置いてあるところが憎い。

写真の販売が熱心ではなかった代わりに、我が家の子ども販売員が熱心で、渋々買ってしまいました。

モサ子の感想

2019年7月にオープンして、まだ2か月。しかし、事前に調べていたことといくつか違っていて、「あれっ?」と思いました。

まず、人が少ない。日曜の午前11時頃に行ったのですが、私たちも含めて5組くらいでした。15分ごとに入場時間を区切っているので、そのせいなのかも知れませんが、オープンしてまだ2か月、しかも日曜なのに、こんなにお客が少ないなんて!と思ってしまいました。

また、チップも、12枚使えるはずなのに、始めに3枚切り取られてしまったり、チップで引き換えられる伝統お菓子の種類が1種類しかなかったり、パペットショー(人形劇)があるはずがやっていなかったり。

案内の人はみんな陽気で、説明をしてくれたり写真を撮ってくれたり、とても親切にしてくれたのですが、入館者が少ないので、何となく寂しい感じがしました。

 

食べ物や飲み物と引き換えられるチップは、1人で使うと少し足りないですが、数人で行って、合算して使うと良いです。我が家は、チップを大事にし過ぎてケチって使っていたので、使い切らないまま出口近くまで来てしまいました。入館前に、逆走は出来ないと説明があったのですが、係の人に告げて入口近くまで戻り、食堂や駄菓子やさんで使い切りました。

 

子連れ目線で言うと、ここは、子どもをガッツリ遊ばせられる施設ではありません。入口の楽しそうな見た目や、飛行機の模型などから、子どもは「わー」と喜びますが、中に入ると、子どもが遊べるものはあまりありません。滑り台になっている飛行機の模型や、不動産ディベロッパーのブースに置いてあるブロックくらいです。ショーに参加したり、色々な模型に触れたり、写真を撮ってもらうのが好きな子であれば喜ぶと思います。あくまでも博物館なので、遊び場との違いが理解できるくらいの、ある程度大きな子(幼稚園年長さんくらいかな?)でないと、「つまらない」と不満を漏らすかも知れません。

 

フィリピンに観光に来た旅行者におススメかという点でも、ハッキリ「YES!」とは言いづらいです。なぜなら、フィリピン国内の地方を紹介する展示内容となっているからです。

フィリピンに何度か訪れたことがあったり、フィリピンの食文化や建物・宗教性など、ある程度の知識があるのであれば、非常に興味深い内容だと思います。

しかし、フィリピンに初めて訪れる観光客のように、あまり詳しくない場合、フィリピンの地方の文化の違いを見ても、いまいちピンと来ないのです。

ただ、ショーは楽しいですし、場所もMOAに近くて観光に適しています。時間も、じっくり見て2時間なので、時間の制約がある観光客には良いと思います。屋内の展示のため、天気の心配をしなくてもいいのも利点です。

ただでさえ、見どころが少ないマニラ市内において、新しくできた『Lakbay Museo』は貴重な存在ではないかと思います。

ただ一つ心配なのは、せっかくできたこの貴重な観光スポットが、すぐに潰れてしまうのではないかということ。潰れてしまわないように、マニラ在住の皆さん、観光客の皆さん、一度『Lakbay Museo』を訪れてみてはいかがでしょうか?