こんにちは、暗中モサ子です。フィリピン・マニラは、過ごしやすかった時期が終わり、暑さが戻ってきましたね。過ごしやすいうちに色々お出かけしたかったのに、あっという間に終わってしまいました。これからのお出かけは、暑さを覚悟しなければなりません。そのうち、雨の季節もやってきます。
でも、心配要りません。先日出かけた『STAR CITY』。暑さを覚悟して行ったのですが、実は、暑さも雨もあまり心配しなくても良かったのです。
基本情報
『STAR CITY』
場所
料金
入場料 80ペソ
乗り放題パス 490ペソ(入場料の80ペソ分を含む)
乗り物3種類券 440ペソ(入場料の80ペソ分を含む)
現金のみ。チケット売り場の隅にATMが3台あります。
・身長34インチ(86.3cm)以上から料金がかかります。
・30インチ(76.2cm)以上、34インチ(86.3cm)未満の子は入場無料。かつ、付き添いが居れば「Grand Carousel」「Mini Carousel」「Magic Forest」「Toy Chest」は無料で利用可能。
・30インチ(76.2cm)未満の子は、入場は無料ですが、乗り物やアトラクションは利用不可です。
時間
月曜~木曜 4pm~10:30pm
金曜・日曜 2pm~10:30pm
土曜 2pm~11pm
必要な物&あったら良い物
トイレットペーパー、ウェットティッシュ
トイレに紙がありません。トイレットペーパーは必須です。
食べ物、飲み物は持ち込み禁止です。持ち込みは禁止ですが、お菓子や軽食、飲み物があちこちで販売されていて、値段も手ごろです。
どんなことができるのか
屋内1階
Grand Carousel
30インチ(76cm)~42インチ(106.5cm)の子どもは付き添いが必要。
屋内にある2階建てのメリーゴーランド。馬が上下するものの他、馬を前後に動かせるものや、ティーカップのようにテーブルを回転させることができるものなど、様々なパターンがあります。
Jumping Star
48インチ(122cm)以上
小さめのフリーフォールです。背中合わせに5席ずつ、計10人座れます。小さめですが、昇っていく時は、2階を通り越して天井まで届くのではないかという気になります。そして、降下していく時は衝撃があります。荷物を預ける場所はなく、座った席の足元に置きます。昇っていく時に視界から消えるので、若干不安になります。
Magic Forest
30インチ(76cm)~42インチ(106.5cm)の子どもは付き添いが必要。
車の乗り物に乗って、森の中に入っていきます。森の中は暗いです。小人や動物などの人形が少し動いたりします。
Telecombat
36インチ(91.5cm)~48インチ(122cm)の子どもは付き添いが必要。
宇宙(UFO)がコンセプト。横向きで回転し、最初と最後は上下します。中盤は目の前のハンドルを動かせば回転します。結構スピードがあり、悲鳴も聞こえました。音がうるさいです。
KD Bumper Car
休止中。
Lazer Blaster
別料金100ペソ。乗り放題パスに追加する場合は60ペソ。1ゲームのみ。48インチ(122cm)以上。
Dragon Express
34インチ(86cm)~42インチ(106.5cm)の子どもは付き添いが必要。
中国風の建物が建っていて、その周りをドラゴンの形をしたジェットコースターが走ります。出発前に写真撮影があり、降りた後、販売されています。
Star Dome
30インチ(76cm)~。子どもは付き添いが必要。詳細は分かりません。
Dungeon
48インチ(122cm)以上
お化け屋敷。モサ子は入っていません。
Bumper Car Smash
48インチ(122cm)以上。バンパーカー。
Bumper Boats
48インチ(122cm)以上。バンパーカーのボートバージョン。前方にモーターのような、操作できる物がついていて、自分で運転します。
Snow World
別料金170ペソ。乗り放題パスに追加する場合は120ペソ。当日中は再入場可能。34インチ(86cm)~48インチ(122cm)の子どもは付き添いが必要。滑り台は48インチ(122cm)以上が利用可能。
Scream Avenue 5D Rider
42インチ(106.5cm)以上。分かりにくい場所にあります。屋内1階の入場ゲートからそのまま進み、外に抜ける廊下のような所にあります。モサ子は帰り道に見かけ、入りたかったのですが、もう帰る時間だったのであきらめました。
屋内2階
Magic Tea Cup
42インチ(106.5cm)~48インチ(122cm)
子ども用ティーカップ(コーヒーカップ)。ハンドルを回すとたくさん回転するようになります。
Little Tykes
34インチ(86cm)~48インチ(122cm)
小さな子どもの遊具が置いてある遊び場です。靴を脱いで入ります。靴下は必要ありません。親も中に入って、付き添いをしなければいけません。
Toy Chest
30インチ(76cm)~42インチ(106.5cm)の子どもは付き添いが必要。
巨大な人形やおもちゃの模型が展示してあります。人形は、どこかのアニメのキャラクターに似ている気がします。
Road Race
34インチ(86cm)~42インチ(106.5cm)
車の乗り物。上下しながら周回します。
Ball Pool
42インチ(106.5cm)~48インチ(122cm)
2本のグルグル回る滑り台とボールプールがあります。靴を脱いで入ります。子どもだけが入れます。
Red Baron
写真撮り忘れました。
34インチ(86cm)~48インチ(122cm)は付き添いが必要。
飛行機の乗り物。1台に4人乗れますが、前列にのみハンドルがついています。ただし、上下操作できるボタンはついておらず、ただ横に移動するだけの乗り物です。
Art Alive
別料金120ペソ。乗り放題パスに追加する場合は60ペソ。再入場不可。34インチ(86cm)~42インチ(106.5cm)の子どもは付き添いが必要。
3Dミュージアム。モサ子のブログでも紹介した、クバオにあるArt In Islandと同じような感じです。この施設の横の通路にも3Dの絵が描かれており、そこで写真を撮る人がたくさんいました。
Rodeo
34インチ(86cm)~48インチ(122cm)
小さな子ども向けの車の車列が周回する乗り物。
Happy Swing
36インチ(91.5cm)~70インチ(177.8cm)
横一列に5人ほどが座れるシートが背中合わせにある、巨大ブランコ。ブランコなので、子どもの乗り物と甘く考えてたのですが、実際に乗ってみると、少し気持ち悪くなりました。
Wacky Worm
34インチ(86cm)~42インチ(106.5cm)の子どもは付き添いが必要。
芋虫のキャラクターのジェットコースター。先頭の芋虫は、キモ面白い顔をしています。ジェットコースターのルートは、屋内1階のDragon Expressと同じルートです。最後に少しだけスリルがありますが、小さな子でも乗れると思います。順番待ちの列は、Wacky Wormのほうが少なかったです。
Viking
48インチ(122cm)以上
屋内にあるアトラクションの中では、待ちの行列が長く伸びていました。乗り場は2階ですが、1,2階を使った大きな船で、キャーという声も響いていました。
Time Tunnel
34インチ(86cm)~42インチ(106.5cm)の子どもは付き添いが必要。
暗い部屋に入り、光のトンネル(タイムトンネル)をくぐって進むと、氷河期や海賊船の時代など、様々な時代を再現した人形などの展示があります。この人形たちがちょっと不気味で、しかも暗いので、モサ子の子どもはかなり怖がり、早く進みたがっていました。さらに、展示の終わりの方は、世界大戦の時代を表していて、戦争で苦しみの表情で血を流している人形もありました。その部屋には日の丸の旗も掲げられており、日本人としては複雑な気分になる展示でした。子どもは入らない方がいいと思います。
Gabi na Lagim
48インチ(122cm)以上
お化け屋敷。モサ子は入っていません。
Bumper Car Rave
48インチ(122cm)以上
地図にも、スターシティのウェブサイトにも載っているのですが、見つけられませんでした。
屋外
外は、絶叫系など大人向けの乗り物か、幼稚園年中くらいまでの小さな子向けの乗り物が多いです。幼稚園年長くらいから小学校中学年くらいまでの子が乗れる物は少ないです。
Star Flyer
54インチ(137cm)~74インチ(188cm)
絶叫系のジェットコースター。レールが上にあるので、足元はブラブラしています。ものすごいスピードで、上下逆さまに2回ほど回転していました。待ち行列は長いですが、乗っている時間は短そうです。
Giant Star Wheel
34インチ(86cm)~48インチ(122cm)の子どもは付き添いが必要。
高さ60メートルの観覧車。マニラ湾やロクサス通りが一望できるそうです。モサ子が行った日は、バレンタイン後の週末だったせいか、待ちの長い行列が出来ていたので、乗るのをあきらめました。
Surf Dance
48インチ(122cm)以上
上下左右にぐるぐる回る乗り物ですが、この日は休止中でした。
Jungle Splash
54インチ(137cm)以上
水に濡れる系のジェットコースター。待ち時間は長めでした。
Music Express
48インチ(122cm)以上
円盤型の乗り物が揺れつつ回る乗り物。前方方向に回転した後は、後ろ向きに動きます。
Mini Carousel(Annex Carousel)
30インチ(76cm)~42インチ(106.5cm)の子どもは付き添いが必要。
メリーゴーランド。屋内1階にあるのは2階建てでしたが、屋内にあるこのメリーゴーランドは1階のみです。馬が上下します。
Tornado
48インチ(122cm)以上
上からつりさげられたゴンドラに4人が向かい合って座り、ブンブン回転しつつ振り回されるという乗り物。
Star Frisbee
54インチ(137cm)~74インチ(188cm)
絶叫系の乗り物。円盤状になった座席が回りながら、さらにバイキングのように左右にスイングします。荷物預けのロッカー(有料)に荷物を預けて乗ります。待ちの行列が長く伸びていました。
Adventure Zone
入場は無料。有料で、ゴーカート、ジップライン、アーチェリー、パイントボール(色付きのボールを投げる雪合戦のようなもの)、ウォールクライミング、ミニゴルフができるようです。
ゴーカート
身長4フィート(122cm)~6フィート(182.5cm)、体重200ポンド(90.7キロ)以内
5周 200ペソ
10周 300ペソ、無料のミニゴルフ付
20周 500ペソ、無料のミニゴルフ付
50周 1000ペソ、無料のミニゴルフとウォールクライミング付
ミニゴルフ 乗り放題パスに追加30ペソ
Quack Quack
34インチ(86cm)~42インチ(106.5cm)
小さな子ども向け。アヒルの乗り物が上下しながら回ります。
Kiddie Wheel
34インチ(86cm)~42インチ(106.5cm)
小さな子ども向けの、窓のないミニ観覧車。
Frosty Train
34インチ(86cm)~42インチ(106.5cm)
子ども用のミニトレイン。ぐるっと1周するレールを3周くらいします。
Play Ground
公園にあるような子ども用の遊具です。
Pirate Adventure
36インチ(91.5cm)~48インチ(122cm)の子どもは付き添いが必要。
ゴンドラに乗って、水の上を進み、洞窟の中に入ります。中は、海賊の人形や海賊の街などの展示を見るアトラクションです。ここも、屋内2階にあった「Time Tunnel」と同様に、人形が怖めです。海賊同士の戦いとか奴隷とか拷問が出てきます。さらに、想像の世界なのか、蛸人間のお化けみたいなのも出てきます。モサ子の子は、目と耳を塞いでいました。楽しいアトラクションかと思ったのですが、全く楽しくありませんでした。特に子どもにはおススメしません。
その他施設内の情報
その他できること
上記で紹介したアトラクション以外にも、チケットブースでトークン(コイン)を購入して遊ぶものがたくさんあります。
このバンパーボールは、空気を入れたビニールのボールに入り、水の上に浮かんだり転がったりするもの。5分間7トークン(70ペソ)。
こちらはFish Spa。ドクターフィッシュです。20分で8トークン(80ペソ)。
飲食について
スターシティの中は飲み物や食べ物の持ち込み禁止です。しかし、園内には、軽食やレストランなどがあちこちにあります。スナックも販売されています。様々な食べ物・飲み物が販売されていて、ちょっとずつ試して買うもの楽しいです。
ロッカーについて
屋外の絶叫系の乗り物「Star Flyer」と「Star Frisbee」の近くに、荷物預けのロッカーがあり、使い方を案内してくれる係員もいました。
ベビーカーについて
入場ゲートの近くに、ベビーカーレンタルの場所がありました。このベビーカーを借りて園内を歩いている人を見かけましたが、園内にエレベーターがあったかどうか、確認していません。
トイレについて
トイレには期待しないで下さい。まず、紙がありません。必ず自分で用意して下さい。あと、フィリピンのトイレではあるあるですが、女性用トイレであっても便座(座る部分)が上がっています。モサ子はこの、いちいち便座を下げないといけないのが嫌です。触りたくないから。仕方なく、紙等でちょっとだけ挟んで便座を下げた所、便座に靴底の跡がくっきり。ははーん、ようやく分かりました。フィリピンのトイレの使い方。便座に乗るんですね。って、子どもは危なくてそんなことできない!ウェットティッシュも用意しましょう。
モサ子の感想
暑さは問題なし。雨でも室内で遊べる!
暑さを一番気にしていたのですが、全く気になりませんでした。日が出ている時間帯はエアコンの効いている屋内で過ごし、日が沈んでから外に出れば、暑さは全く問題ありませんでした。
ただし、日が沈んだ後は、外の乗り物の待ち時間が長くなります。みんな同じことを考えますからね。待つのが嫌いな人は、がんばって暑い時に外の乗り物に乗れば、待ち時間は短めです。
雨の日は、外の絶叫系は諦めて、室内で楽しみましょう。乗り放題の乗り物の他にも、別料金のアトラクション、ゲームなどが本当にたくさんあります。あえて乗り放題を選ばずに入場料(80ペソ)だけで入場し、別料金のものを中心に楽しむのもいいかもしれません。一日中居られる巨大ゲームセンターのような使い方ですね。
待ち時間について
絶叫系など、大人向けの乗り物は待ちの行列が長く伸びていました。それでも、一つ一つの乗り物の所要時間は長くなく、係員もテキパキ動いているので、割とスムーズです。
子どもの乗り物は比較的空いています。
大人には少し物足りない感じの乗り物(Wacky WormやDragon Expressなど)も、フィリピン人は好んで乗るようです。10分~15分程度の待ち時間がありました。フィリピン人はたいして怖くない乗り物でもキャーキャー叫びます。叫ぶこと自体が楽しいらしいです。ノリのよい国民性ですね。
狙いは年間パスまたは季節のプロモ
乗り放題の料金は490ペソ。年間パスは1999ペソ。一年に4回以上行けば元が取れます。
そんなに行かないという場合は、割と頻繁にあるプロモーション割引を狙う手もあります。今回モサ子が利用したのは、バレンタインのプロモで、乗り放題パス490ペソが半額になり、245ペソでした。
旧正月やバレンタインデー、ホーリーウィークなど、1年中季節のプロモがあり、割引適用期間もその週の土日を含めた数日間と、長めに設定してあるので、利用しやすいと思います。割引の仕方はその時によって違うので、スターシティのサイトやFacebookなどで確認して下さい。ただ、割引がある時とない時ではやはり、ある時の方が混みます。安く利用したいけど、混むのも避けたいという場合は、やはり年間パスの利用でしょうか。
その他、誕生日割引の設定もあるのですが、有料で利用する同行者が4人以上いれば、乗り放題が無料という、なかなか厳しい条件なので、利用しづらいです。
幼稚園以下の子どもの場合は、屋内の「Little Tykes」や「Ball Pool」などの子どもの遊び場でも十分遊べます。むしろ、そこで遊びたがります。この場合も、入場料80ペソだけで入って、他の物は個別に出すとか、子どもの分だけは乗り放題にして、親は入場料だけにするという方法もあるかと思います。小さな子どもでも、子どもだけで乗れる(親の付き添いが不要な)ものがいくつかあります。
身長制限は厳しめ
身長制限はシビアです。係員は入場の際に、杖を使って身長を計ります。しかも、制限範囲が狭い!子どもの乗り物のいくつかは、42インチ~48インチの子どものみ利用可能。たった6インチ。センチに直すと約15センチの範囲の子しか利用が許されません。
身長を計る際には、靴底の厚さの分も入れることをお忘れなく。我が家は事前に家で子どもの身長を計って、乗れるものと乗れないものをチェックしていったのですが、靴の分を入れ忘れ、お目当てにしていたものに乗れないということがありました。逆に、靴のおかげで乗れたものもありました。
乗り放題490ペソ(割引プロモだと245ペソ)で絶叫系の乗り物も乗れるのはお得だと思います。暑さや雨の心配も少なく、意外と使い勝手がいいことが分かったのですが、あとは時間ですね。
オープンするのは早くても14時。この日、モサ子たちがスターシティを出たのは結局21時近くになっていました。子連れの場合、帰りに2階を通るのは避けましょう。まだ遊ぶ!と言われてしまいます。幸い、Grabがすぐに捕まったので、無事に帰れましたが。
モサ子が行った日は、バレンタインの週の週末で、23時までの営業でした。21時頃でもまだこれから入っていくカップルがいました。
子連れには、夜遅くなるお出かけはキツイです。もっと早くオープンしてくれたらいいのになあと思います。